私の「綱渡り」 眠れない夜、また朝が来る 頭は重くて、体は動かない 「めんどくさい」それだけじゃないんだ 暗い部屋だけが、私のシェルター 頑張ってきた、昔の私がいる 皆勤賞の影、今はもう遠い 高校2年の夏、何かが壊れた 30歳で終わりにしようと、そっと決めた 親の期待、友達の笑顔（へらへら） 全部、重くて 息が詰まるよ 「甘えだ」って言葉が、私を刺す 知ってる、でも、もう動けないんだ 動悸が響く、気持ち悪い（ヤダ） 心臓が勝手に、私を揺らす 本当の涙は、どこへ消えた？ 笑って隠す、弱い私を 声優になりたい、夢はまだあるのに 「お金にならない」って、諦めさせられた 工場でもいい、生きるだけなら 心は叫ぶ、「そんなのヤダ！」 綱渡りみたいに、毎日生きている 見えない敵と、一人戦ってる 負ける日が来る、きっと分かってる それでも今は、ただ楽しいフリ 生きてる意味は、今は分からない だけど誰かの、思い出になりたい 楽しんで、思い出を残して、消える それが今の、私の生きがい 親友にそっと、死ぬ話をした 笑われた、響かない「死なないで」 傷つくと分かって、また頼ってしまう 居場所を求めて、繋がっていたいのに 勉強なんて、もうどうでもいい（ダメだよ） 怒鳴られて、また自分を責める 「ごみだ」と罵る声が聞こえる こんな私でも、生きてていいの？ 暗い部屋、カーテン越しに見る夜空 あの空に、逃げ場を見つけた 無感情の中で、楽になれる気がした でも、みんなに会えなくなるのは、ヤダ 綱渡りみたいに、毎日生きている 見えない敵と、一人戦ってる 負ける日が来る、きっと分かってる それでも今は、ただ楽しいフリ 生きてる意味は、今は分からない だけど誰かの、思い出になりたい 楽しんで、思い出を残して、消える それが今の、私の生きがい ねぇ、明日、私はいるかな？