「もういいよ」ってわらったきみのこえが あたまんなかでりぴーとしてんだよ ばかみたいにまだなってるしんぞうが きみのなまえばっかうってんだよ どうせおわるこいなら もっときれいにこわしたかった おもいでってさ、ほぞんされるばぐみたいだ 「なんできみのこえだけが、あたまんなかでりぴーとするんだろう。 ばぐってるのは、せかいか、ぼくのこころか。」 いまからきみに　しんぞうはれーしょんのいみをおしえるよ こわれたのはあいか、それともぼくか さよなら、ぼくのうちゅう きみがいないだけでむじゅうりょく なみだはじゅうりょく　おちてくしかない あいしてた　なんてことばじゃ たりないくらいのばぐだった しんぞうはれーしょん　とまらない えきまえでみたにたせなかに　いきをとめた ちかづけばちがうひとで　ほっとしてくやしかった みれんってさ、さんそみたいなもんで きらしたらぼく、きっといきができない 「ああ、みれんってさ、どうしてこんなにもいきをすうみたいにひつようなんだろう。 てをのばしてもとどかないのに、ふれたしゅんかんのいたみはきえないんだよ。」 「しあわせでいろよ」なんて ほんとはいいたくなかったんだ “いいもとかれ”ってかたがきににげただけ きみがわらうたびぼくはすこししんでく でも、ないたらこいがとまるきがして それでもきみをのろえないぼくがきらいだよ いまからきみに　しんぞうはれーしょんのふくさようをみせてやる ふれたあとがまだうずいてる ばいばい、きみのざんぞう まぶたのうらにすみついて よるになるとかってにこきゅうする あいしてた　がおわっても いたみだけはつづいてく しんぞうはれーしょん　こわれない 「いまからおしえる、しんぞうはれーしょん。 ふれちゃいけないのに、ふれちゃったおもいのなまえ。」 もしもかみさまがいるなら　いっぱつなぐらせてくれ なんで“えいえん”をおしえてからとりあげるんだよ きみとすごしたじかんが ぼくのしゅうきょうみたいで、しんじるほどいたい いまからきみに　もういちどだけいうよ 「あいしてた」 …ねぇ、いまでもきみのなまえ　よんでいいかな 「ねぇ、まだきみをおもうことを、つみってよぶのかもしれない。 でもぼくはよびつづける、きみのなまえを。」